くにみです
7月にファイナンシャル・プランニング技能検定(以下FP)3級を受験し合格、更に今月FP2級試験を受験しました。
(正式には1か月程度後に合格発表、後日合格証書が送られてくる)
これで「無職」から「フリーの2級ファイナンシャル・プランニング技能士」に昇格です
なお、
私はFPで飯を食っていく気は全くなく、FP2級の資格を取得したことには全く意味は無いです。一方で、今回受験したことは非常に良かったとも思っています。
今回はそこら辺の話です。
受験理由1:失業保険受給のための求職実績になる
失業保険(雇用保険)受給するためには28日おきにハローワークに通い、その間に2回の求職実績が必要です。
つまり、「ちゃんと働く気があり、活動しているやつにしかお金はやらん!」
というわけです。
で、この求職実績というのは、実際に企業の求人に申し込むのはもちろんですが、スキルアップのための資格受験(合格しなくてもよい)もOKなんです。(その他セミナー参加、ハロワ職員との相談など)
他のいろんな資格試験でも求職実績になるんですが、理由2で書くようにFIRE民と密接に関わる知識に関係するFP資格を選びました。
受験理由2:FIRE民、FIREを目指す人にとって必須知識に関わる内容が多い
FP技能試験は2級、3級共通で下記6分野について出題されます。
将来のキャッシュフローをシミュレーションする必要がありますが、そのためには
・年金
・税金
・資産運用
の知識が必須となるでしょう。
また、資産を築いてFIREしたとしても相続の知識がないと、せっかく稼いだお金をゴッソリ相続税で国に持っていかれるかもしれません。
このようにFIRE民にとっては必須の知識がゴッソリ詰まった資格なのです
受験勉強して良かったこと
曖昧に理解していた知識を系統的に学びなおすことができた
これまではネットとかでつまみ食い的に得ていた知識が多く、正確性に欠けていたが、正しく理解することができた
相続税対策は早いうちから始めたほうがよいことに気付けた
私は今50代で、まだまだ相続のこと考えるのは早いと思っていましたが、早いうちから暦年贈与で資産を子に移しておかないと、相続税それなりに発生しそうです。
これまでも結構な重税感あるところで更に死んだ後相続税持っていかれるのはちょっと納得いかない部分があり、早いうちから対策してできるだけ相続税が発生しないようにしながらしっかり子供に資産を継承したいと思います。
達成感が得られた
会社員時代は、日々何らかのタスクがあって、小さいタスクを1つずつ達成して、大きな成果につなげることを毎日繰り返していて、大なり小なり達成感を得る機会が日々あった訳です。
FIREすると、日々無茶な目標が降ってくる会社員と違って自分で何か目標を設定しないと達成感、特に大きな達成感を得る機会が少なくなっています。
ケーキ作りにチャレンジしておいしくできた とかはあるんですけどね。
今回、自己評価ではなく、ちゃんとした資格の合否という形で結果が出るので結構大きな達成感でした。
FP試験概要
詳しくはFP協会HP
受験資格
FP3級→2級の順に受ければ特に実務経験とか、学歴は必要ないです。
FP3級
FP業務に従事している者または従事しようとしている者←誰でも受けれる
FP2級
①3級FP技能検定の合格者←3級合格した後受ければOK②FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
④金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
試験内容
CBT方式(試験センターに行き、パソコンで受験するやつ)、ほぼ毎日試験が実施されている。学科と実技試験の2つに合格する必要あり。
学科60問:4択で正しいものを選ぶとか、〇×回答とか、
例)
・特定口座で受け取った配当金を確定申告で総合課税とした場合、株の譲渡損と損益通算できる。〇or×?
実技40問:課税所得を計算しなさいとか
例)
・高橋さんの家族構成はこれこれで、お父さんが死亡した場合の次男の法定相続分を計算しなさい
合格基準・合格率
合格基準
学科、実技それぞれ60%以上正解
合格率
FP3級:80%程度(割と受かりやすい)
FP2級:50%程度(FP3級取得者が受けることが多いはず、その割には合格率低い)
勉強に使った媒体
YouTube
ほんださんの解説動画が非常にわかりやすい
一問一答動画で直前対策
HP
過去問が大量に掲載されている
書籍
「FP2級合格のトリセツ」
書籍は、網羅性も必要なため重要でない内容も結構記載されている。単に合格を目指すだけなら書籍は必要ない。
おすすめは(2級、3級共通)
ほんださんの解説動画を見て学習、なかちの解説CHと過去問で実践
書籍は参考書として持っておく(全部読む必要なし)
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