くにみです
2025年3月にリタイアして無職となりましたが、2025年は勤務分の給料、会社で加入してた共済の返還金やら雇用保険やらで結構収入ありました。
来年からは完全無収入になりますので、今後の生活費捻出方法を考えています。
元々の計画・現状
リタイア前の元々の計画は
・年金受給(65歳予定)~:年金と高配当株からの配当金
今年、配当金が240万円/年(税引後)を達成見込み。
現在の240万円でも基礎生活費は賄えそうだが、せっかくFIREしたので旅行とか行きたい。
360万円(月30万円)は欲しい、欲を言えば420万円/年(月35万円)以上
ちなみに10年後の配当金は
増配率5%/年なら10年後は391万円/年(税引後)
増配率10%/年なら10年後は622万円/年(税引後)
となり、贅沢しなければほぼ生活可能な金額まで育つ。
というところで直近は結構支出がありそうで配当金が増配で育つまでは預金の取り崩しが多そう。といった現状
この預金の取り崩しをどうするかが今回のお話
取り崩し分も高配当株へぶっこむ
では取り崩す現金を預金でおいておくのはもったいないので、これらで高配当株へ投資し配当を手に入れることを考えた。
仮に取り崩し分2000万円を利回り4%(税引き後3.2%)の高配当銘柄へ投資すると、得られる配当金は64万円。
現在の配当金240万円と合わせても304万円にしかなりません。
高配当株購入に回した2000万円を拘束された上に、更に取り崩しが発生してしまい、あまりよろしくないと判断 → ヤメ
配当ドーピング(世界のベスト)
最近話題の毎月分配型の超高配当投資信託、世界のベスト、アライアンスバーンスタイン、フェディリティなどなど、分配金利回り20%以上のものが多数あります。
一方で、これらは特別分配が多く、タコ足配当と否定的な意見も見られます。
私の見方としては、
これら超高配当投資信託は資産形成には向かないものの、運用しながら一部を取り崩して出金する私のような取り崩し世代にはマッチしていると考えています。
オルカンの取り崩しでもいいんじゃないか?とも言われそうですが、暴落時にも安定して分配を出してくれる方が安定したキャッシュフローが得られると考えました。(世界のベストは2017年より今までコロナショックの時期も含め毎月150円の分配金を出し続けている)
とはいえ、全資産をこれらに突っ込む気にはなれません。タコ足なのもある意味事実なので。
基盤となるコアは高配当株投資、ドーピングとして超高配当投信のハイブリッド投資を検討。
タコ足配当による減配分を高配当株の増配で補い、安定したキャッシュフローが得られないかをエクセルでざっくりシミュレーションしました。
前提
増配率10%/年、株価も10%/年上昇
増配率 -10%/年、株価も -10%/年
※ベスコの分配金は8年間変わらずですが-10%の減配率は10%で運用しながら20%配当を出しているイメージ
ベスコ/高配当株比率を変化させ、上記増配率の場合の受け取り配当総額を試算。
結果
ベスコ比率を20%程度にすることで、直近の配当金を大きく増やしながらベスコの減配分を高配当株の増配が補い配当金は少しずつ増える結果。
私の場合、高配当株からの配当金直近240万円をベースとし、更に1500万円を「世界のベスト」に追加投資することで、初年度配当計480万円、10年後には700万円を超えます。
一方で、トータルリターンでは高配当株100%(ベスコ比率0)で投資した方が高いので、やはり資産形成には向かないことも同時に認識。
あくまで配当ドーピングで安定したキャシュフロー狙い向けです。
悲観的前提
上の計算結果で増配率10%は楽観的すぎるとのご意見もいただきそうですが、保有銘柄の10年間の単純平均増配率は18%なのでかなり慎重な前提。ベスコの分配金も8年間変わらずなので毎年-10%の減配率は十分悲観的計算結果と思っています。
とはいえ、何が起こるか分からないのでもう少し悲観的な前提での試算も。
増配率5%/年、株価も5%/年上昇
増配率 -15%/年、株価も -15%/年
コロナショックが起きた2020年の保有銘柄の平均増配率が3%だったので、10年平均で5%はかなり低く見積もっています。
ベスコも毎年15%減配し続けるのはもはやあり得ないかなと。
これで見てもベスコ比10~20%が安定して400万円/年以上の配当収入を得ることができそうです。
来年の方針
今回、かなり慎重な前提で試算しても、大きく資産を棄損することはなさそうとの判断から、取り崩し用の預金2000万円を「世界のベスト」に投資し、
預金を取り崩し → 運用しながら取り崩し
に変更し、直近の分配金を増やしつつ安定したキャッシュフローを得る方針とした
0 件のコメント:
コメントを投稿