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成長株投資(1) アイアールジャパンHD(6035)

2022-12-19

投資

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うまくいった投資、失敗した投資を紹介していきます

※銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任で!

まず、私の最大の成功投資 IRジャパンHDについて。この銘柄だけで約1700万円の利益を出しています。

IRジャパンHDとは

日本最大のコンサルティングファーム。株主判明調査、議決権行使関連サービス、敵対的買収防衛・M&Aに関わるコンサルティング、そして証券代行などIR・SRに関わる様々なサービスを提供


購入~売却まで

 投資雑誌で紹介されたIRジャパン(IRJ)2018年から購入(購入①)、とりあえずは200株程度の投資だったが、調べていくうちに非常に有望だと感じ、買い増しを進める。

売上/利益ともに大きく成長し、株価も順調に値上がり含み益状態だった。

 が、2020年に新型コロナウィルスが世界中でまん延し始め、コロナショックの暴落が始まった。株価が乱高下する状態にビビッて、20202月末に100株を残して全て売却(売却①)(後に残したこの100株が人生初のテンバガーとなる)。

 結果論で言うと売却は失敗で、半年もかからず元の株価まで戻る。 コロナショックから回復した後、購入単価は高くなってしまうが、再度買い集め開始(購入)。


 株価は順調に推移していたが、これ以降、IRJの業績が怪しくなってくる。2021年度の業績予想は大きく増益予定で順調に株価は上昇していたが、四半期決算にて、進捗率が非常に低い適時開示が発表される。

 会社説明では大型案件の「期ずれ」(四半期決算のタイミングに売上計上が間に合わなかっただけで、次の期には確実に売り上げ計上される「はず」)によるもので、通期予想は達成見込みとのことだった。

 投資家はこれを信じ、株価は20,000円近くまで上昇。だが、「期ずれ」案件の収益は一向に計上されず2021年度通期を下方修正。理由はまたも「期ずれ」

この過程で、会社予想は信用できず(達成見込みの低い案件も売上予定で計上し、達成できないのを期ずれとして言い訳。当然次の期にも売上にはならず最後に下方修正していると考えた)。

IRJの成長が鈍化した可能性があると判断し、全株売却(売却)。後にこの選択が正しかったことが分かる。


売却後 まさかの逆テンバガー

 以降はホルダーではなかったが、業績はウォッチしていた。2022年度予想も強気の大幅増収/増益予想であったが、四半期決算はまたも「期ずれ」の言い訳を繰り返し低進捗、最後下方修正。

 20226月には業績未達が分かっていたにもかかわらず速やかに下方修正しなかった&副社長のインサイダー取引疑惑で家宅捜索を受ける。これが原因でストップ安で暴落。

株価は最高値から1/10の2000円以下まで下落(202211月現在)。テンバガーからまさかの逆テンバガーを達成してしまう。


教訓:

 今回は、成長企業の成長シナリオが崩れたと判断し、撤退したことで利益で終わることができたが、あのまま会社発表を信じていたらと思うとゾッとする。

シナリオが崩れたら撤退すべし


自己紹介

50代理系会社員。妻と子供1人。投資歴20年以上。2025年までにリタイアすることを決意し、年金・退職金をあてにした50代ならではのリタイアを目指す。資産運用・年金・子供へのマネーリテラシー教育などに関して発信していきます。

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