くにみです
このところ数回「親が高齢者住宅に引っ越した」の苦労話を書きました。
関連する過去記事はこちら↓
今回は、高齢両親のお金の管理です。
過去記事と重複する部分もありますが、お金管理の視点からまとめなおした記事になります
昨年、両親が近県から我が家の近くの自立型高齢者住宅(サ高住)へ引っ越してきました。
そこで問題になるのがお金の管理です。
物忘れがひどくなってきたのと判断力が無くなってきたので何らかのサポートが必要でした
事前準備
他県から引っ越してくるにあたり、地方銀行の口座があったが引っ越し先には支店がない。最初は引っ越し先の別の地方銀行に新しく口座を作り、そこへ移動して前の口座を解約しようと考えたがいろいろな引き落としが続いていてすぐには解約できない。
そもそも何がその口座から引き落とされているか本人が分かっていないため、一つ一つ引き落とし先を変えるのは面倒だし、抜けがあるかも
→ 前の口座解約は諦め、そのまま使用することに。定期預金を解約して全部普通預金へ移動。手数料かかるかもしれないがとりあえず他行ATMでもおろせる状態にした。
今回の経験から
メイン口座はゆうちょにしておくと良いかも
※全国に支店があり、今回のような問題はおきない。住所変更の手続きだけでよい
管理法
本人が管理
物忘れの程度にもよりますが、通帳、印鑑、キャッシュカードが無くなる懸念が大きいです。
私の両親の場合
・大事なものを入れる引き出しに通帳などをしまっておくようにしたはずが、訪問するたびに置き場所が移動していて探すのに1時間かかるってことが頻発。
恐らくはその場で考えて、こっちに置いておいた方が良いと判断し移動する。そして移動したことを忘れる。本人は移動したつもりが全くない。という流れかと。
・自分でおろしたお金をどこかにしまったのを忘れて何度もお金をおろそうとする。10万円おろして3万だけ財布に入れて残りを引き出しに。普通にやる行為ですが、引き出しに入れたことを忘れると財布の3万が減ってくると銀行に行こうとする。
最悪を想定
本人が自由にお金を引き出せる状態だと、詐欺にひっかかり大金をだまし取られる恐れもあります。もはや働いてリカバーする術の無い高齢者にとっては全財産を盗まれるようなことがあればまさしく死活問題です。
やはりある程度認知症が進んできたら他の方法で管理した方がよいのかと
親族が管理
子供などの親族が管理するのがよくある方法だと思います。子供が通帳、キャッシュカードなどを預かるパターンです。
この方法であれば、騙されてお金を取られることもないし、必要額を親族がおろして渡せば問題なさそうです。
これが理想と思ってましたが、やろうとしたらイマイチでした
とにかく通帳を見たがる
本人は老後のお金が足りるかどうかがとにかく不安!
通帳残高をとにかく見たがるが、見たことを忘れるので何度も何度も通帳を確認したがる。そのたびに呼び出される。
子供に管理されるのを嫌がる
自分のお金が自由にならないことを嫌がります。なくなってもいいから自分で管理したいとまで言い出しました。
子供にお金を盗まれたと思うかも
実際に起こったことではないですが、子供が預金をおろして親に渡す。親は渡されたことを忘れる。預金は減っている。となると子供が盗んだのではないかと疑う可能性があります。
これを疑われるともはや両親のお金に関して何も関わることができなくなります。
任意後見・法定後見制度、家族信託など
こんな時のためにいろいろな制度がありますが、正直よく分かりません。
法定後見がよく知られていますが、下記のようなデメリットも聞くのでイマイチ感です
・弁護士などが後見人になると多額の報酬が発生する。なかには報酬目当てに本人に必要な費用の支出を拒否する場合もあると聞く(管理資産の〇%が報酬になるため、資産が減るのをイヤがるらしい。真偽は定かではない)
・一度決めると途中でやめられない。後見人を変えることもできない
実際どうしているか
理想は親族が通帳などを預かる方法ですが、先に挙げたような懸念もあり、正解は分からないです。
結局のところ今実際どうしているかというと
「小さな金庫を買ってその中に通帳やハンコを入れ、両親の家に置いておく」
です。なお、通帳のコピーを渡して、預金残高は見れるようにしてあります。
・両親は金庫を開けられない=勝手にお金をおろせない
・金庫は両親の家にある=自分は勝手に両親のお金をおろせない
という状態にしています。万が一自分に嫌疑がかかった時に自分は勝手にお金をおろせないことを証明する意味もあります。この意味が一番大きいかもしれません。
何がベストかは分かりませんが、しばらくこれでやってみます。
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