私は一昨年までは成長株投資を行ってきましたが、昨年から高配当株投資に切り替えました。その理由について書きます。
そこそこ確実なキャッシュフローが欲しい
私は【50代リタイアの資金計画】で書いたように、年金・退職金をあてにした上で資産運用により退職を早めるリタイアを計画しています。その中で年金+の収入として配当金を考えていることを書いています。
もちろん配当金も確実ではなく、減配の恐れもありますが、企業としてもよほどの業績悪化でない限り減配はしないと予想され、また、業績が良ければ増配も期待できます。このように配当金は「そこそこ」あてになる確実なキャッシュフローとして期待できると考えています。
前にも書いたように、リタイア後の資金はインデックス投信の取崩しよりは、配当金の範囲内でまかなう方針です。できれば値上がりしても売却せずに持ち続け、最終的には子供に相続させたいと考えています。
私たちの子供世代は、我々よりももっと厳しい時代を生きることになるでしょうから
メンタルがもたない
成長株で資産を増やし、現在4000万円程を運用していますが、数百万~1千万の運用時に比べ、日々の変動が大きすぎます。ご存じのように株価は普通に1%程度は日々変動しますし、何かのイベント時は3%~5%平気で動きます。
2021年までは半導体関連のハイテク株、特にレーザーテックを主力に投資していて、値動きは日経平均よりは荒い日が多かったです。
1日の資産変動がサラリーマンの月給を超えてくると、サラリーマンの仕事の意味が分からなくなり、日々の値動きに感情が引っ張られるようになりました。1日100万円とか変動するともはや仕事にならないです。2022年は年初からハイテク株は下落が続き、暗黒の日々でしたね。
世の中には億単位のトレードも平気でできる人もいれば、私のようにサラリーマンの給料を基準に考えてしまう人もいます。私は後者であり、だいたいこのあたりがストレス限界と判断して、値動きよりもキャッシュフローに着目する高配当株投資にチェンジしました。
高配当株投資は、業績が伸びていて、減配しないかぎり、日々の値動きは気にしなくてよいのです
意外にキャピタルゲインが狙える
また、暴落時に配当利回りがMAXになった時に買うことができれば、その後の反発で大きく含み益を得ることができます。配当利回りが高いところで買えているので売りませんけどね。
底値(=配当利回りMAX)で買えるかどうかの勝負で、基本逆張りです。かなり下の方に指値しておいて待ち伏せします。買えたときうれしくて意外と楽しい。
まとめ
高配当株投資は
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