高配当株投資をする際に理想と避けたい状態
少しでも理想に近づけるために利用しているツールが
マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
各種条件でのスクリーニングはもちろん、個別株の各種詳細データ、過去のPER、PBR、配当利回りの推移が見れますが、一番参考にしているところを紹介します。配当利回り推移
下のグラフは高配当株として人気のある銘柄の配当利回りと株価の推移ですが、過去3年間で配当利回りはMin2.9%、MAX4.5%程度で現在はほぼ平均の3.5%程度ということが分かります。つまり、配当利回り的に現在は過去と比べて割安か割高かが分かります。
もちろん利回り4.5%になった時に買えば底値になる保証はなく、さらに株価が下がる可能性はありますが、高配当株は配当利回りが底支えになって下落しにくくなる側面があります。
市場暴落時は企業業績関係なしに売られることが多々あり、利回り目安に買えば、その後の反発で高配当利回りと含み益を得られる可能性が高まると考えています。重要なのは企業業績が好調で減配リスクが小さい銘柄を選ぶことです。
業績が悪い理由で株価が下落して配当利回りが上昇している銘柄は、減配リスクが高いため、利回りが過去MAXでも投資してはいけません。
年間配当推移
下のグラフは有名高配当銘柄の10年間の年間配当推移ですが、連続増配中であることが分かります。
連続増配株は、投資資金に対する配当利回りは年々上がっていき、更に、配当↑に伴い株価の上昇も狙え、含み益で且つ配当利回りが高い非常に安心感のある状況になることが期待できます。
マネックス証券より |
また、配当金だけでなく自社株買いも含めた株主還元推移も見ることが出来、株主還元に積極的な起業かどうかが分かります。
自社株買いをすると、株数が減るため、1株当たり利益(EPS)が上昇します。配当はEPSに応じて設定(配当性向40%ならEPSの40%など)されることが多いため、自社株買いによりEPSが上がれば、配当金も上がることが多いです。
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これらのツールを使って、狙う銘柄の選定をしています。
前にも書きましたが、私は狙っている高配当株を買う際に、現在の株価より下で打診買いで少し、だいぶ低い位置に本命で目標株数というように2段階で指値注文しています。
結果として、打診買いで買えても本命株価まで下がらずに反転して少量しか買えないことも多々ありますが、この場合はあきらめてまた下がるのを待ちます。この指値注文の株価は過去の配当利回りを強く意識して決定しています。
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