世の中に投資関連書籍や雑誌、ブログ、YouTubeなどに情報はあふれていますが、どの情報を元に投資すればいいのか悩ましいと思います。これらに対する私の個人的見方を書きます。今回は一般論だけです。自分的に非常に参考になった本の紹介はいずれ書きたいと思います。
私は、最初は適時開示情報も知らず、四半期決算日も知らず、雑誌に載っていた銘柄を買ってみて「なんで突然下げているんだろう」なんて。。。でも、私のような人たち結構多いと思います。
適時開示を毎日チェックし、決算書も読むようになり、投資本数十冊読んで今にいたります。振り返れば、最初はなんて無知な状態で取引してたんだろう、と思います。財産失わなかったのは運がよかっただけ。やはり情報は大事です。さらに情報とどう付き合っていくかも大事です。
「初めての株式投資」とか、「サルでも分かる株式投資」的な本
投資の基本情報を知るためにまずは読むべき本。口座開設、注文の仕方やPERって何?みたいなことから解説してくれていて、まずはこれを読まないと始まらない。一方で、読んで分かった気になって大きな投資始めるのは、麻雀のルール覚えたてでプロと賭けマージャンするようなもの。
投資は将棋ほど実力が完璧に反映されるわけではなく、マージャンのように運と実力の要素が適度にバランスしていると思っています。将棋ではプロと100回勝負しても100回負けますが、マージャンは運が良ければ何回かは勝てるかもしれない。でも回を重ねると最終的にはプロにカモられて有り金失う。
投資も知識なしにプロがひしめく市場で勝負するとまぐれで勝つこともあるかもしれないが、最終的には資産を失うでしょう。信用取引でやろうものなら一発退場もあり得ます。先人達が薦める書籍を理解できるようになるまでは、余裕資金で小さくやりましょう。
マネー雑誌
ダイヤモンドZAIとか日経マネーなんかのマネー雑誌は参考にする情報はあるが妄信はダメ。イチオシ推奨されている銘柄をそのまま買ったらカモですね。毎月毎月爆謄銘柄がそんなにあるわけないし。推奨銘柄買うだけでよいなら事前に知ることができる雑誌関連の職員は億万長者になれるはず。でもそんなことにはなっていない。
一方で、雑誌の有用な部分もあり、注目されるテーマとかの情報を得るのには非常に便利。「これから注目されるテーマはこれで、その関連銘柄はコレコレです」「ある基準に従ってピックアップした銘柄はこれです」といった切り口を得るのには非常に参考になる。
紹介された銘柄のうち、ピンときたものについて業績、今後の見通しを詳しく調べて投資するようにしています。私の10バガー銘柄「アイアール・ジャパンHD」はマネー雑誌からの情報をきっかけに、詳細に調べて投資したものだった。
億り人たちの話
マネー雑誌によく載っている億り人たちの投資方針!結構参考にしています。プロのコメントなんかよりよっぽど信用しているくらいです。
理屈じゃなくて、実際に億を稼いだ人の言葉は重い。運がよかったのかもしれない、でも運でもなんでもよい。勝負に出て勝った人たちなのです。勝負に出なければ勝利もない、億を稼ぐにはそう思います。
書籍を出版されている億り人も多数いますが、結構買って読んでます。
プロのコメント
雑誌などに「プロが選ぶ○○銘柄」といったタイトルで証券会社のアナリストやファンドマネージャーなどが銘柄推奨したり、コメントを書いていたりするがこれらは評価が難しい。自分のお金を運用しているわけではないので言葉の重みに欠ける。
また、ポジショントークが含まれていると考えなければならない。例えば、ファンドを売る立場のファンドマネージャーが「今は投資すべきではない」とは言えないだろうから、景気後退期でもずっと買い推奨している。
また、推奨銘柄も、これから仕込むつもりの銘柄を紹介することは(多分)ないだろうし、むしろ売りたい銘柄を推奨しているのではないかと勘繰ってしまう。
証券会社がレーティングを上げると、株価が下落するということはしょっちゅう起きる。レーティングを上げて個人投資家が買いにくるところで証券会社が売り抜けているのではないかと言われている(本当かどうかは知りません)。
アナリストやファンドマネージャーなどは給料高いので個人で十分な資金が確保できるだろうし、知識は十分なんだから速攻会社辞めて自分で投資したらいいのに。失礼な言い方だが、長くアナリストをやっているってことは、専業の個人投資家になって自分の資産を運用するほどには自分の分析・予想に自信がないのかな?と思ってしまう。
2023年の日経平均の予想なんかもやっていますが、3万行くって言っている人もいれば色々です。あまり見てません。
偉人たちの投資本
みんなが推奨する偉人たちの投資本はやはり素晴らしい。ただ、これを理解するにはそれなりの知識が必要。マーケットの魔術師シリーズはすばらしい書籍だと分かるまでにまで数年かかった。最初は正直何言ってるかも分からなかった。少額で投資しながら何度も何度も読み返すことをお勧めします。読むたびに新しい発見があります。
注意点は、短期トレーダーの書籍がかなり多いこと。自分の投資方針と合わない本を読むとむしろ混乱します。
ブログ、YouTube
割と新しい情報が紹介されているので、よく見てます。決算解説とか、新しいNISAの紹介とか、投資家目線で教えてくれるので。
まとめ
いろいろな情報を参考にしていますが、結局のところ、どの情報源でも同じですが、情報を鵜呑みにせず、自分で調べて納得して投資するしかないですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿