2020年2月に新型コロナウィルスの影響による大幅下落が起きました。リーマンショック時は株式投資はチョボチョボしかしていなかったので、本格暴落は初体験。その際の感情の動き、行動を振り返ってみます。
暴落直前
2020年2月頭あたりから、コロナ原因のちょこちょこ下落はあったんですが、すぐに戻してポートフォリオは伸びていましたので、とりあえず様子見してました。変化の2/25の週はダウの下落に伴い、日経も大きく下げてきており、どうするか悩んでいました。
変化点の2/27(木)
2/27(木)の夕方、安倍総理が小中高校の2週間休校を要請のニュース。これはやヤベー。
政府対応はこれまで、後手後手にまわって、ある種成り行き任せ、なんとかなるのかなぁって感じでした。国内もなんだかんだ言って他人事な雰囲気。電車でマスクしていない人も半分くらいいて、意識低!って感じ。
当初、コロナの広がりかたとして、下記のレベル1)~4)の段階を想定していて、まだまだ1)の段階だと思っていました。
レベル1)ただの風邪レベル。2020年におさまり、以降の流行はない。または、治療法が確立され、経済への影響は小さい。オリンピックももちろん予定通り(最初ここ)
レベル2)数万人規模の感染が広がり、人の移動、産業が停止。経済に大きな打撃を与える。
レベル3)企業業績悪化、倒産相次ぎ、リーマン超えの不況に突入。
レベル4)致死率高いウィルスへ変異し人類滅亡の危機(これはいまんとこない)
27日の学校休校要請は、経済が短期的に悪化してもコロナを抑え込むつもりという政府の意思表示に思えると同時に、結構ヤバイ状況になっているということが明らかになったと受け止めました。
※オリンピックを予定どおり実施するために、なんとしても抑え込むつもりだったと思います。
更に、その時点でアメリカはまだ感染者数も少なく、1月前の日本のような状況。
新型コロナの性質(無症状の潜伏期間でも感染する)から考えて、アメリカでのパンデミックも防げるとは思えず、1か月後にはアメリカ全土で患者が大幅に増えることが容易に推測された。
その年は年初から絶好調で大きく伸びていたのですが、含み益は70%くらいが消えました。でもスッキリしました。
その後1
最初ただの風邪的な見方も多かったが、もはやレベル2)まで来てしまった。
その後2
結局、各国の金融緩和のおかげ(?)で半年ぐらいでダウも日経平均もほとんど戻し、コロナ前に主力で持っていたIRジャパンHDは売値の倍くらいまで伸びていた。売らなければ資産倍!でもメンタル耐えられずに底値付近で売っていたかもしれない。
でもやっぱり悔しい。信じてホールドしていた銘柄は売っちゃだめですね。逆になんとなく買っていたような銘柄は暴落時にはすぐに切ったほうがいいなと思いました。
結局、コロナショック前くらいまで戻したあたりで買いなおしです。2番底が来るぞーって言われてたので恐る恐る。
まとめ
後から見れば、ホールドすることが正解だったのですが、保有続けていたら毎日のボラ大きすぎてメンタル持たなかったですわ。数年前の自分には絶対できなかった、「全部売る」ことができたことを褒めたい。
資産のほぼ95%を現金化できていて、仮にレベル3)のリーマン級の不況になっていても大丈夫な状態に持っていけていた。
ただ、2月の時点でレベル1)〜4)を想像できていたのに行動できなかったのは反省。
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