くにみです。
会社四季報が発売されました。皆さんは読んでいますでしょうか?
私も含めた初心者へのおすすめは「会社四季報」そのものではなく、「会社四季報プロ500」です。これは、「会社四季報」が4000社近くある全ての上場銘柄を掲載しているのに対し、プロ500は500銘柄をプロが厳選し、見やすくまとめたものです。
東洋経済新報社HPより |
おすすめの理由は以下です。注意点も書いておきます。
グラフが見やすい
私がおすすめする最大の理由はとにかく見やすいってことです。下の図は東洋経済新報社HPの見本画像にくにみが書き込みをしたものです。
10年間の業績
私が一番見ているのはここです。グラフ化されているので増収/増益なのか、急成長中なのかなどの業績トレンドが一目で分かります。コロナショックの2020年に業績がどうなったかも一目瞭然です。
PER,PBR、配当利回り
低PER、低PBR、高配当利回りのものは赤字になっているので、高配当株のみを見たい時は、まずここを見れば時間短縮に。
業績予想
前期業績、今期、来期の業績予想が分かります。会社四季報の最新予想値で、前号から上方修正で赤上矢印(↑)、下方修正で青下矢印(↓)で分かりやすい。
巻頭の特集で話題のテーマやその関連銘柄が紹介されている
巻頭の特集では、「好業績」、「高配当」、「脱炭素」、「大化け期待」などのテーマごとに関連銘柄が紹介されています。世の中どんなテーマが注目されているのかを知るのによいかと
注意点:紹介されている銘柄は既に注目されていて株価が高値圏にいる可能性もあります。
プロが選んだ500銘柄が紹介されている
プロが厳選した500銘柄(ということになっています)。「プロが選んだ」ってところはあまり重視していません。ん!?と思う銘柄も紹介されていますので、妄信は禁物です。
500銘柄だけでいいの?
全3800銘柄のうち500銘柄しか見なくてよいのか?と言われそうです。
残りの3300銘柄に有望銘柄はいないのか?多分そんなことはないでしょう。
私も含めた初心者に「会社四季報」ではなく、「会社四季報プロ500」をおすすめするのは、初心者が3800件もの銘柄をしっかり見るのは不可能と考えるからです。私には無理でした。最後の方は修行のような感覚になってました。
更に、3800銘柄を1回見るよりは、500銘柄を7回しっかり見た方がよっぽど有益だと思います。見るたびに新しい発見があったりします。
実際どう使っているか
私の場合ですが、実際にどう使っているかの例を紹介します。
みたいな感じでピックアップしていきます。人によって注目ポイントは違うと思いますが、私は10年間の業績を最初に見ることが多いですね。
成長株投資していたころは売上高営業利益率を重視、最近は高配当株投資なので配当利回りを見ます。
ピックアップした銘柄の業種、適時開示や決算説明資料などを見て投資するかどうかと、チャートや利回りから、いくらで指値入れるかを決めます。←正解はないです。自分できめるしかない。
実際に指値入れるのは毎四半期で0〜5銘柄、狙いの株価まで下がってくれて購入までいくのが0〜3銘柄程度です。
・・・・・・・
選んだ銘柄が全て利益を生むわけでもなく、損切も多数です。
でも、これを毎四半期繰り返すことで、銘柄選定の目が鍛えられていくことを期待しています。
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