くにみです
2025年に50代でアーリーリタイアを目指していて、このまま〇〇ショックみたいなことが起こらなければ、リタイアは達成可能と考えています
私がリタイア可能と考えられるようになったのは、人生の3大資金がなんとかなるメドが付いたからです。今回はそこらへんの話を。
人生の3大資金は「教育資金」「住宅資金」「老後資金」と言われています。
3大資金のうち「教育資金」「住宅資金」にメドがついて初めて「老後資金」ですね。
独身者は「教育資金」はゼロ、「住宅資金」も家族持ちよりだいぶ少なくて済むため、「老後資金」さえ作ってしまえば、リタイアは目前。だいぶ有利ですね。
FIRE達成者の中に独身者が多いのは、こういった理由が大きいと考えます。
教育資金
教育資金の読めないところは、中学から大学まで国公立か私立か、大学は一人暮らしかなど、子供の進路によってかかる費用が大きくブレることです。それこそ1千万以上ブレます。
更に塾や習い事にどれだけ使うかによって、数百万のブレが生じます。
これにメドが立たないうちは、リタイアは考えられないというのが現実ではないでしょうか?
ブレるからといって何もしないでいると、いきなり一人暮らしで東京の私立大学に進学するから4年で1千万といわれてもすぐに出せるものでもなく、事前準備しておかないとリタイアなど夢のまた夢と思います。
我が家の場合
私の場合は、子供が生まれた月から毎月一定額を積み立て貯金していました。児童手当も全て積み立てに回していました。児童手当を臨時収入と勘違いして豪華に使ってはいけません
例えば児童手当(15歳まで)と合わせて毎月2万積み立てて行けば、子供が18歳の時に432万円になります。毎月3万なら648万円。
当時は、投資知識がなかったので、投資で増やすという発想は全くありませんでしたが、今ならインデックスファンドの積み立てという手もあると思います。※投資は余裕資金で!というのには逆行しますが。。。
子供が大学生になると、かかるお金がほぼ確定するのでその資金を用意した段階で「教育資金」は準備完了となります
私の子の場合は、幸いにも「一人暮らしで東京の私立大学」ではなかったため、貯めた資金は余りそうで、余った分は子供名義のNISAで積み立てていこうかと思っています。
住宅資金
住宅資金は物件と利率が決まれば支払い総額はほぼ決まるので、教育資金よりは読みやすいですが、大体の場合、長期ローンを組みます。
35歳から35年ローンを組むと返済終了は70歳になり、ローン返しながらアーリーリタイアは矛盾しています。
アーリーリタイアするならば、住宅ローンは完済(or間近)じゃないと厳しいでしょう。
そもそも35年ローンを組んだ時点でリタイアは遠のくと思えます。いかに最短のローンで済むように物件価格を抑え、頭金を用意するかが勝負です。
我が家の場合
前の記事でも書きましたが、我が家の場合、銀行ローンは組まずに親に資金を借りて、銀行金利と同等の利子をつけて、支払い能力のMAX(余裕全くなし)で返済しました(親なら最悪支払い待ってもらうことができるので)。
なので、かなり短い期間で完済済です。これで住宅資金完了です。
↓以前の記事で35年ローンと私立大学について書いています↓
老後資金
「教育資金」「住宅資金」にメドがついて初めて「老後資金」ですね。
老後2000万円問題が話題になった際に、ファイナンシャルプランナーが雑誌の記事などでショミレーションしていました。
「インデックスファンドに月5万円を積み立て、5%で運用できたとすると、20年で2000万円を超える。だから十分老後資金は準備可能」というものが多かったと思います。
でもちょっと待て!
大体のシュミレーションは老後資金単体での計算で、それなら2000万円準備できるかもしれないが、子供のいる世帯ではプラスで教育資金〇〇万円/月、住宅ローン□□万円/月かかるわけで、これらをどうやって両立するかが重要ですね。
全てを手に入れられる人はごく僅かです。なかなか全部を手に入れることは難しい中で、どこかの資金を抑えないと難しいでしょう。思いつくのは以下の内容。
収入を増やす
転職、共働きによって世帯収入を増やす。固定費などの支出最適化。
住宅
・中古住宅もターゲットに入れ、物件価格を抑える
・頭金をしっかり用意し、ローン期間をできるだけ短くする。とにかくいかに早く完済のメドが立つかが勝負です。
教育
我が家の場合
我が家の場合、たまたまの要素があります。
たまたま配属された職場が地方なので、都市部に住んでいるのに比べて
・高校まで公立校に行くのが当たり前で私立中学は全く考えなくてよい
・子供の学力が地元の国公立大学にピッタリで学費は最安レベルで済んだ
一方で
・格安SIMは当然のこと、固定費の削減はシビアに取り組んでいるつもり
・子供と進路についてはじっくり話し合い、安易に私立大学の推薦(受験勉強しなくてよいので超楽です)を受けるのは許さない
など支出に関しては優先順位をつけ、最適化に取り組んできました。
このおかげで「教育資金」「住宅資金」にメドをつけることができました。
そして現在は、老後資金にメドをつけるべく、配当収入のキャッシュフローを積み上げています。
新NISA開始が待ち遠しいですね。
結婚してたらおれどうなっていたかと考えると、いまでも怖くて震えるよ。ほんとにラッキーだった
返信削除rekuterさん、コメントありがとうございます。
削除結婚も子供も良いこともたくさんありますよ。でも、リタイア考えたら圧倒的に不利なのも間違いないですね。 くにみ