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お金で手に入れているものは? 時間?快適さ?見栄? 真面目に考えると優先順位が見えてくる

2023-03-26

マネー教育 投資

t f B! P L

 くにみです。

お金がないと生活できませんし,アーリーリタイアなんて夢です。

では、必要な「お金」、これで我々は何を手に入れているのでしょう。

こういうことを真面目に考えてみると、どこにお金をかけて、どこはお金をかけないといった優先順位が見えてきます。

全てを手に入れるお金がないのであれば、何を優先するか?皆さんは何が大事ですか?

時間・スキル

お金を払って買っているものの代表は時間とスキルだと思います。

時間

東京から北海道に行くのに、歩いていけば交通費はかかりませんが、時間がかかります(+宿代、食費などもかかっちゃうので現実的ではありませんが)。飛行機で行けば時間はかかりませんが、お金がかかります。

つまり、飛行機に乗ることは時間をお金で買っているとも言えるのです。

・だれでもできるような仕事の時給のアルバイトは、時間を売ってお金を得ていると言えます。

・スーパーのお惣菜のコロッケ、これも、自分で作ることもできますが、手軽に購入できる(時間を節約できる)ことから時間を買っているとも言えます。

・遠くのスーパーまで10円安い卵を買いに行くのも時間をお金に換えています。

・青春18きっぷで鈍行で遠くまで行くのもお金と時間の交換です。

日常生活の多くは時間とお金の交換を行っています。

時間+スキル

では、料亭の食事はどうでしょう?時間をかければ同じものを作る技術を習得することは可能かもしれません。でも年単位の修行は現実的ではなく、簡単には真似できない。これをスキルと定義すると時間+スキルを買っているとも言えます。(時間かスキルかはあいまいです)

スキル

医者、弁護士など資格を必要とする人への報酬は、時間よりもスキルにお金を払っているといえるでしょう。これも時間をかければ医者になれると言われそうですが、医者にはなれても医者と弁護士に同時になれる人はほとんどいなく、さらにもう1つ2つの国家資格を有する人は皆無に等しい。

つまり、国家資格を有する人に頼む仕事を全部自分で資格を取って自分でやるのは時間的に不可能なので、スキルにお金を払うしかないということです。

大部分の会社員はスキルによって会社から給料を貰っていると考えられます。スキルが無ければ給料が安い。専門的なスキルがあれば給料が高い。激レアスキルであればもっと高い。こんな感じでしょうか。

もっと分かりやすい例では、WBCで日本中が熱狂しましたが、プロ野球選手には時間をかけても成れるものではなく、これは間違いなく超激レアスキルがあるからこそウン億円のお金を稼げるのだと思います。

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ここから先は時間や他のものに換算できないので定義が難しいです。

快適・贅沢

快適

鈍行ではなく新幹線に乗るのは時間をお金で買っていますが、新幹線のグリーン車に乗るのは、時間を買っているのではありません(着く時間は同じです)。

ビルゲイツさんは、「飛行機に乗るときにファーストクラスではなく、エコノミーに乗る、なぜなら着く時間が変わらないから」という都市伝説があります。

グリーン車やファーストクラスに乗るのは快適さにお金を払っていると言えるかと思います。

アパートの家賃は分かりやすいですね。快適であればるほど高くなります。駅から近いかどうかは時間を買っているかもしれませんが、駅から10分以内と20分で家賃に大きく差があったりするのは時間だけでは説明できず、20分も歩きたくないという快適さの項も働いている気がします。

贅沢・ステータス・見栄

1万円の時計と100万円の時計、100万円の時計の方が100倍速く動くわけではもちろんありません。100倍正確なわけでもありません。100万円の時計を腕につけていても快適になる訳でもありません。

つまり100万円の時計を買うことは、時間でも快適でもない何かにお金を払っていることになります。

定義は難しく、且つ意味は無いのですが、贅沢・ステータス・見栄といったところでしょうか。

高級車も同じですかね?ある程度の価格を超えると、性能や快適さは飽和します。フェラーリやポルシェは時速300kmを出せるかもしれませんが、実際にそれを出す機会はほぼなく、ステータスに定義されるのではないでしょうか(高い車を買えるくらいお金持ち)。

車はまだ必要なものといえるかもしれませんが、ヨット・クルーザーなどはもはや贅沢やステータスの部類でしょう。

資産

金持ち父さんの定義では、自分のポケットにお金をいれてくれるものは資産で、お金を奪っていくものは負債です。高配当株とかは資産を購入していると自分では思っています。不動産投資も資産購入目的ですが、キャッシュフローがプラスならば資産、マイナスならば負債ですね(ワンルームマンション投資詐欺とかは負債を購入したことになります)。

その他

上で定義できないものは、感情的な部類なので、だんだん説明が難しくなります。

体験

海外旅行とかは、見たこともない異国の文化を見るとかの体験でしょうか?スカイダイビングとかバンジージャンプとかもスリルなどの体験項目になりそうです。

幸福感

恋人とのデートや大事な人へのプレゼント、記念日のお祝いなどにお金をかけるのは、もちろん時間や快適さや贅沢ではなく、相手を思う気持ちであったり、自分自身の幸福感アップであったり、そんな感じのものにお金を払っていると思います。

ブランド物を身に着けることで幸福感を感じる人もいます。

安心

保険とかは万が一の事態が起きた時のために、安心を手に入れるためにお金を払っていると思います。

学習塾は不安産業と言われたりします。通常の授業に加えて、夏季特訓、テスト対策などなどのオプションが用意されていて、出費がかさみます。オプションを受けないと不安になってしまい、ついつい申し込んでしまう。不安解消のための出費も結構ありそうです。

前述の「資産」を買って老後資金を充実させることは、将来の安心を買っているとも言えます。

まとめ

上で定義できないものもたくさんあると思います。

定義自体は目的ではなく、自分はこのお金で何を手に入れようとしているのか、真面目に考えると優先順位が見えてくるのではないでしょうか?

自分にとって重要でないものにお金をかけようとしていないか?これを真面目に考えて、重要でないものへの支出を抑えることがリタイア目指す上でも重要かと思います。

私の場合

贅沢やステータスには興味がわかず、リタイアできたあかつきには、旅行で見たこともない風景を見るとか、犬を飼って幸福感を手に入れるとかに傾いています。

そのために資産になる高配当株への投資をせっせと行っていきたいと思っています。

自己紹介

50代理系会社員。妻と子供1人。投資歴20年以上。2025年までにリタイアすることを決意し、年金・退職金をあてにした50代ならではのリタイアを目指す。資産運用・年金・子供へのマネーリテラシー教育などに関して発信していきます。

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