くにみです
現在、VYM購入用の資金がドル転済なのですが、VYMの価格が高いことから、ドル建てMMFで待機中です。ドル建てMMFは最近更に利回りが上がって4.8%を超えました。
外貨建てMMFについて、私自信分かっていなかった部分があったため、調べたことを書きます(間違えがあればご指摘ください)。具体的には金利変動時の動きについてが一番の興味です。
外貨建てMMFとは
MMFは「Money Market Fund」の略です。外貨建てMMFは、外貨で運用される投資信託のひとつで、格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高いが、元本保証ではない。
・売買手数料は不要、円から外貨、外貨から円の為替手数料が必要。更に信託報酬あり。
・特定口座で株式や投資信託との損益通算が可能
利益は特定口座で処理可能で確定申告不要 ← 結構重要
(分配金は利子所得で源泉分離課税、為替差益は申告分離課税)
※外貨預金は雑所得で確定申告必要
・分別管理のため、証券会社が破綻した場合でも、MMF資産は保全される。
※外貨預金は預金保険の対象外
一番気になるのは金利変動時の動き
外貨建てMMFは金利が変化しても、債券ETFのように基準価格が下落するようなことはない。⇒キャピタルゲイン/ロスがほぼない
また、低金利の時に購入した外貨MMFも金利が上がればその金利が適用され、金利上昇時に買いなおしや損切りの必要はない。変動金利の預金のイメージ(あくまでイメージ)
⇒ 金利上昇時は放置でOK
金利下落時でも、利回りが低下していくだけで、キャピタルゲイン/ロスが出るわけではない。一方で、債券ETFは金利下落時には基準価格が上昇していくため、そちらへ乗り換えることでキャピタルゲインを得られる可能性がある
⇒ 金利下落時は債券ETFへの乗換検討
金利下落といっても急に大きく下がる訳ではないので、すぐ乗り換えというよりは、しばらく様子見でよいとも思います。現在の利回り(2023/8/13)
下の図はSBI証券での外貨建てMMFの利回りです。
通貨不安のある南アフリカランドやトルコリラは置いておいて、最強ドル建ての利回りがゴールドマンサックスで4.8%を超えています。
SBI証券HPより |
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一方で、購入検討中の高配当ETFであるVYMは高値で推移しており、分配金利回りは過去平均の約3%より低くなっていて、まだ買うレベルではないと考えています。
ドル建てMMFの方が利回りが高いので、MMF売ってVYMを買う理由がないです。
このため、当面VYMの価格が下がって来るまでは、ドル建てMMFで分配金もらいながら待機しようと思っています。
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