くにみです
過去記事で両親からリタイアを反対されていたが、80代の両親の物忘れがひどくなり、説得不要で無事(?)解決という話をしました。
物忘れのレベルですが、
まだ、会話は成立するし、自立して生活しています。
バスもほとんど走っていない田舎暮らしで、車の運転をやめさせるのにだいぶ苦労しましたが、軽い自損事故をきっかけになんとか車を処分させました。
で、タクシー生活になった訳ですが、
「タクシー代がもったいない」と言ってあまり外出したがりません。
親世代はタクシー乗るのは贅沢と考える世代です。
確かにスーパーまで片道タクシー5000円とからしいので、数千円の買い物に往復タクシー1万円はどうかなぁってのも分かるんですが、外出しなくなって認知症が進行するのも困りものです。
もっと便利な土地の高齢者施設への引っ越しも提案しましたが、「高齢者住宅は高い」「お金がなくならないか心配」と不安そうです。
タクシー生活でどのくらい資金が持つか、高齢者施設への引っ越したらどうなるかを考えるため、親の資産をすべて見せてもらうことにしました。
一緒に銀行めぐりして、何年も記帳していない通帳を全部記帳。定期預金も窓口で金額を確認して全財産を把握。
結果
120歳まで生きても大丈夫
投資もせずに貯金だけでよくこれだけ貯めたもんだ。という金額でした。
色々話を聞いていくと、年金だけで暮らしていて貯金に手は付けていない(むしろ毎年貯金増えている)ことも判明。
タクシーに月10万円つかっても年間120万円、10年で1200万円「しか」使えない!今80代なので多分あと20年は生きないだろう!
とあえて強めの言葉で説得しても
「やっぱりもったいない」とのこと。
高齢になり判断力が落ちてくると、心配にはなるが行動できないため、お金がなくなるかもしれない不安だけがずっと残り、
DIE with ZEROは難しく、むしろDIE with MAXになってしまうのかなぁと。
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