今年FIREした50代くにみです
少し前にカバードコールETFと高配当株を比較した記事を書きました
最近では更に利回りの高いカバードコールETFが出ていますので、それで比較してみるとどうなるかについて書きました。
【高配当株】と【カバードコールETF】比較
前回結果まとめ再掲
・累計受取配当では、20年後でもカバコの方が多い
⇒ 資産形成の面では高配当株、短期のキャッシュフローではカバコと考える
今回前提
株価1万円の【高配当株】と【カバードコールETF】を購入。分配金は全て再投資。
それぞれの時価総額、年間配当、累計配当を下記でシミュレーション
高配当株(前回と前提同じ)
・毎年15%増配
・増配分株価が上がり常に利回り4%
・配当は全額再投資。
かなり優秀な高配当株です。三菱HCキャピタルイメージ。
カバードコールETF(利回り以外は前回と同じ)
・株価変動なし
利回りについては前回は東証上場ETFのGXNDXカバコ(2865)イメージで12%で計算しましたが、最近では
FEPI:利回り25%(想定)AIPI:利回り35%(想定)
CEPI:利回り45%(想定)
というとんでもない利回りのカバードコールETFが出ています。今回は高めの利回りシミュレーションとのことで20%、30%で計算しています。
※イールドマックス系では利回り100%などもあるようですが、今回は考慮せず
時価総額比較
前期前提で配当金再投資した際の時価総額推移です。
利回り20%のカバコで高配当株と略同等。利回り30%のカバコは圧勝です。
年間配当・累計配当比較
次に配当です。
考慮すべきこと
これらはあくまで20年続く前提でのシミュレーションであり、実際には20年先のことは分からないことを肝に銘じ、それぞれ考慮すべきことがあります。
高配当株
・優秀と言われている高配当株ETFのSCHDでも利回り4%、増配率11%程度であり、分散投資で上記利回り条件を達成することはなかなか難しそう
・今後も株主還元↑方針は継続すると予想され、安定して増配の恩恵を受け続けられると予想される。
カバードコールETF
今後の戦略
いろいろ懸念することはありますが、カバードコールETFの利回りは魅力で、且つ、決定的な欠点も見いだせていないため、ポートフォリオの一部で投資を継続します。
現在、投資資産の1%程度カバコに入れていますが、これを5%程度まで段階的に引き上げていきたいと考えています。
※以前の投稿では、分配金の再投資にとどめると書きましたが、少しリスク取りに行きます
カバーコールETFをオプションプレミアムだけを取りに行く商品と考えるなら、現物資産の安定性よりもプレミアムが多い方がよさそうで、プレミアムはボラティリティーと連動するので下記順になる。
商品 【2868】< 【2865】 < FEPI < AIPI < CEPI
ややチキンぎみに 【2865】、FEPI、AIPIを税引後利回り20%程度となるように組み合わせてまずは投資資産の2%まで購入し、運用を継続します。良さそうなら更に比率を引き上げていきます。
2865 :12%、 9.6%(二重課税調整有り)
FEPI :25%、 18%(二重課税調整無し)
AIPI :35%、 25%(二重課税調整無し)
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カバードコールETFについてはまだ理解が浅く、恐る恐るです。
ただ、調べた感じでは悪い方向に行ってもそこまでひどい事にはならない気がします。
例えば全損するような事態になることはないかなと。
2865だったら投資先のNAS100が50%下落したら、2865もそのくらい落ちるし分配金も50%減かもしれないが、悪くてもその程度との認識。
なら、ポートフォリオの一部で勝負してみようか!




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