くにみです
過去記事にも書きましたが、リタイア後に厚生年金から国民年金への切り替えを行いましたが、その際に保険料は免除申請しました。
もう少し詳細に保険料納付か免除かを私の視点で比較した内容について書きます。
↓過去記事はこちら↓
国民年金を自分なりに理解する
国民年金システム
年間保険料が
本人約20万円、国から20万円積立てられてます。(端数はめんどいので20万で計算)
40年で積立金額は(本人800万円+国800万円=1600万円)
→ 年金は満額80万円/年(端数はめんどいので80万で計算)
毎年、本人積み立て20万円で将来の年金1万円+国からの積み立て20万円で将来の年金1万円
=将来の年金が2万円増えていくシステムです
※未納だと国からの積み立てもなくなり受取年金減額は未納1年あたり2万円
支払いが厳しくても絶対未納は避けた方が良い理由はこれです
↓免除・未納時の受取年金のザックリ表です↓
損益分岐
自分の積み立て分800万円に対する受取年金額は年40万円なので、20年で元が取れる計算になります。
65歳から年金を受け取ると84歳で元が取れます。
年金保険料を自分で運用すると。。。
では、55歳でリタイアし、国民年金保険料を免除申請して、その分を高配当株で運用した場合どうなるのでしょうか?
下のグラフは55歳からの5年分の保険料100万円を支払った場合と、免除申請して自分で3%利回りで運用した場合の比較です
② 受け取った年金を年5万使った場合の残額(5万受け取って5万使うので0)
③ 55歳から59歳まで税引後3%利回りの商品に積立投資し、60歳からは入金なし、65歳まで配当は全て再投資。65歳からは再投資なしでそのまま保有(配当だけ受け取る)の場合の累計受取金額
④ ③で65歳から3%利回りで運用しながら年5万取り崩した場合の残高
その結果でも年3%利回りで運用できれば、自分で運用した方が有利ということになります。
利回り変更ではどうか
さて、ではどのくらいの利回りで運用できれば自分で運用した方が有利でしょうか?
更に、記憶が曖昧ですが、今の保険料は約20万/年ですが、若いうちに実際払ってきた保険料はもっと安かったはずで、実際の利回りはもっと高いです。
リタイア後の今から払う保険料だけを見た結果が上のグラフということです。
いろいろ考えたこと
国民年金目線
自分で運用目線
決めるにあたって重視したのは↑のうちの青字です
年金は定期収入という安心が得られるものの、これまで不利な方向に変更されてきた経緯があり特に減額不安は非常に大きい。
なら自己責任で年金を上回る利回りを目指そうということで【免除申請する】という結論になりました。
年金保険料を納めるか、免除申請するかは個々の収入や資産、将来の年金事情によって異なります。あくまで私の視点として書きました。ご参考になれば幸いですが、決断はご自身の判断でお願いします。



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