くにみです
1/4に配当所得税還付金が入金されました。
約 7万7千円 !
結構大きな金額です。今回はそのことについて。
配当所得税還付
配当所得税還付金は、特定口座などの課税口座で獲得した配当金と、課税口座で発生した損失を通算して、払いすぎた税金が還付されるものです。
特定口座なら自動で還付されます。
例)
配当金で100万円の利益を得た場合、税金(簡易的に20%で計算)20万円引かれ、80万円が入金されます。
同じ年に株取引で50万円の損失を確定させた場合、配当金の100万円と損益を通算し、利益が50万円となり、払うべき税金は10万円です。
すでに配当金の税金20万円払っているので、払いすぎた税金10万円が還付されます。
普段、売買損益の通算還付を見慣れているので、あれ!?、配当との通算っていつされるの?と思った方もいるのではないでしょうか?
⇒ 年初にまとめて還付される。 ということでした。
損出しをしよう
年末が近づくと、含み損を抱えている銘柄を売って損切りし、損出しする動きがあります。
保有継続銘柄でも損出しできる
高配当株投資の場合、含み損を抱えていても損切りはせずに保有し続ける方も多いのではないでしょうか?
一方で、「高配当株を永久保有する」という投資方針の方もいると思いますが、損出しによる節税は税金の支払いを先送りしているので、永久保有する場合、税金の支払いを「永久に」先送りすることになり、お得感がハンパないです。
継続保有銘柄でもクロス取引を使えば損出しできます。
↓クロス取引を使った損出しについては過去記事で記載してあります↓
なので、不都合(長期優待特典が途切れるとか)がない限り損出しはしておくべきですね。
かかる費用は?
SBI証券や楽天証券は取引手数料無料化されていて、クロス取引の必要経費は金利だけです。
金利は100万円のクロス取引で200円程度。
含み損1万円を損益通算できれば2000円還付されます。
年間配当金の金額は分かっているので、その税金を減らすために年末に限らずセッセと損出ししておきましょう。
注意点
注意点もあります。思いつくのは以下の2つ。
・1年以上保有で株主優待がランクアップする銘柄もありますが、クロス取引の場合、株主番号が変わってしまい、長期優待に該当しなくなる可能性があります
・金利は取引日~現引きした株の受け渡し日までかかる。週末にクロス取引すると現引きされるのは休み明けになるので土日分も金利がかかります。年末年始やゴールデンウィーク前にやると休日分多く金利を払うことになるので注意が必要。
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